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>>>メディアテーク・ワークショップの趣旨入賞された方の紹介〜グループ虹
佐藤
今日こういった形でみなさんにお集まりいただいておりますので,引き続いて,ご参加いただいたみなさんに,
それぞれ自分が発信している情報についてであるとか,いろいろお話を伺いたく思います.
私が司会を勤めさせていただきますが,今日はコメンテーターとして木村健一さんと鈴木明さんにおこしいただいています.
それでは,グループ虹さんの方から,グループのことや,どういうことがおもしろい情報なのか,どうすればおもしろくなるか
というようなお話をいただきたいと思います.
グループ虹
実は,私たちは自分達がおもしろいと思っている情報を発信しているわけではありません.10年前に,仙台に住む外国人のための地図と生活に必要な情報を寄せた生活
情報を集めるグループができました.なるべく多くの人に見てもらいたいということで, 去年の11月はじめぐらいにやっとホームページをつくるということになりました.
紙で印刷しますと,どうしても数が限られてきますし,渡すところも限られます.また,仙台には東北大学がありますので,
留学生のこととか,留学生の旅客とか,大学に通って日本語を学んでいる方,大学院で研究室に入られている方,いろいろ住んでおります.なるべく多くの外国の方に,仙台での生活がスムーズで楽しいものであるようにと思って,
ホームページをつくってみました.たくさんの人に見せようと思ってつくったホームページなのです.
だから,紙で作った地図とほとんどおんなじなんですね.ですからホームページをつくるときには,必ず地図の特性を活かしています.それから,特別なソフトがいらない,どんな状況のパソコンでもみられるようにとは思っています.
情報の内容ですが,外国の方が必要としている情報,日本語講座の案内やお医者さんの医療保険のことについてなどです.アンケートなどもして,この情報は必要かどうかなど検討しています.
佐藤
他になにかありませんか?
木村健一(以下,木村)
私,木村と申します. 今回はいろいろお騒がせしましてご迷惑をおかけしました.ホームページをお見かけしまして一度アクセスしたことがあるのですが,そのあとは行っていないんです.
もっとはやく表示されるといいと思うんですね.
グループ虹
私もメディアテークの方にアクセスしてそれからうちのホームページをみるとおそいんですよ.確かに画像が・・・
木村
いや,わかりました.
参加者
今,おそいということが出てきましたけど,実際ここで動かしてもなかなかでてこないんですよ.例えば,このページの問題をいいますと,全部絵なんです.絵にするとどうしてもデータの量が大きくなってしまって,読み込みに時間がかかる.会社などならいいのですが,自宅だとなかなかみれないのです.
絵は見栄えはいいですが,すごく遅いんです.情報を得ようとする立場から考えると絵じゃなくて,文字でお願いしたいです.企業などですと,そういう意味で絵が多いものと文字だけにしてあるものと2種類用意して使い分けておりますので,そういった使い分けもいいと思います.
グループ虹
2種類というのは,時間がなかったものですから・・・
木村
ほかのホームページにも入っている?
鈴木明(以下,鈴木)
ぼくは,審査員というほどいろいろなことを知っているわけではなくて,同じようなことをやっているという程度ですが,地図のところとかたいへん素晴らしいと思いました.
確かに他の応募して下さった方のものもなかなか表示されなくて,僕もそのあたりのノウハウを欲しいですね.重いっていうのをどういう風にするかみんなで考えないといけないところですね.もう既にこれだけできている情報があるんだから二
次利用としてリンクをはって,他の人もどんどんそれを活用していけばいいと思いました.
グループ虹
仙台の情報に関しては,いわゆるボランティア関係の人たちとのネットワークがあるんですけど,こういうインターネットとかHPコンテストがあればネットワークがひろがるかな,という感じがしています.
木村
このなかではグリットシステムがとられていて,横軸と縦軸に何があるかっていうのが非常に的確に表示されているのですね.
ホームページというのは誰につくられているのかわからないところがあるので,信頼感をどこで得ようかということがあります.僕の場合はそこでみてしまったのですが,ここの一覧のページはすごく信頼感があるんですよね.何かこの情報には信頼感がもてるんです.今話にも出ましたが,それがうまくシェアできれば,情報という社会資本の基礎になるんじゃないかと思います.
これを人知れず何かに出しているより,もっと他の部分でもシェアされればよりよい情報になるなあと思います.
鈴木
いろんなバージョンがあると思う.それはこれから考えればいいわけで.
木村
ちなみに質問させていただきたいのですが,どんな方がおつくりになっているのですか?
グループ虹
グループ虹ホームページですか?
木村
ええ.今リッチな形で情報が出ているわけですけれども,例えばそれをアイ・モードで書き換えるとかですね,たぶんいろんな方法があると思います.
グループ虹
もともとコンテンツは,紙で印刷してあるものをエリアスネット・コムというところにお願いしました.
鈴木
ボランティアでやっているにはすごくすばらしいものだと思いました.これはどういう風に更新させているのですか.
グループ虹
ほんとうに作ったばかりで.インターネットの特性の双方向というのを考えているんですけれども.原稿などはすべてこちらで考えて,その後は・・・.
鈴木
資金的にはどんな感じで・・・?
グループ虹
それは,ボランティアですから・・・.
鈴木
伊藤清市さんの車椅子のトイレマップっていうのが,かなり思い入れていいといってしまったんですが,例えば伊藤さんのやってらっしゃることですがね,みんながおなじようなチームをつくる必要は全然なくて,こういった地域でこういった情報を共有するっていう方向に考えていった方がいいんじゃないかと思ったんですね.
参加者
東北大の助教授なんですけれども,うちの留学生もかなり利用させてもらっているんですよ,仙台市で留学生用のパンフレットをつくっているのですが,非常に古い状態で,はっきりいって仙台市側は何やっているんだと言いたくなります.
ホームページのことをいうと,ジフのファイルが重すぎます.これを軽くする方法はあります.それは勉強してもらえばいい.ホームページのコンテンツ自体は非常に内容がわかりやすいのですけれども,一回アクセスするだけでもうやらないというのはもったいない.とにかく重いので軽くして欲しいです.
「とにかくトップページは 軽めに」ぼくが学生達にいっているのはそういうことです.正直いって今回のコンテストで1位かどうかっていうのは疑問だと思いました.
木村
地図にこだわっても申し訳ないんですけど,非常に専門的な知識とかセンスとかを要求されてます.私も東京の地図を仕事で作っていたことがあって,例えば一つの地域を更新するのにだいたい200万(?)かかるのが普通なんですが,
地図をどこかに発注して作る場合でも国内できちんとつくれる事務所ってそれほどないんですよね.
ですから,今回僕こういうのを発見してこれはいいなあ,と思ったのがひとつと,逆に行政が発注してそれを入札してどうこうといってもなかなかうまくいかないだろうし,発注していいものが作れるかっていうとそうでもないだろうなあとということです.
こうやって,ボランティアベースで新しい何か開発されて非常に価値があれば,それも一種のコンペティションやっていることだと思うんですよね,だからそれをこちらでもうまくお願いして支援してあげるという選択肢もあるのかなあと思うわけです.
参加者
この話の中で思ったのが,メディアと現実は違うのだということ,おもしろいというのはメディアがおもしろいのか,現実がおもしろいのか,混乱した中で話されている.メディアとしてもこれからの拡大を考えた時に,仙台市をおもしろくするとか活性化させるとか考えた場合,そのコンセプトに一番影響を及ぼすメディアの形態を重要視することによって,発展するのに難しいこともある.
通常,新聞というのはPRは一番目にあり,PRというのはコマーシャルとコマーシャルでないものを区別しますが,インターネットメディアの場合区別されていません.真実性でいうと非常に疑問視されるメディアであります.そういう今発展途上のメディアで,その辺を区別されて議論された方が身になるのだと思います.
佐藤
「おもしろい」というのはネタがおもしろいというのと,見せ方がおもしろいという話とできると思うのですが,これはなかなか分かちがたいところも出てきてしまって,今の段階の我々としては,情報論の話し合いをしようかと思っているところもあります.そういう意味では話が拡散しすぎているような気もするんですが,我々としては最終的にはネタのおもしろさも大事なんですけど,じゃあネタをどう料理するか,という部分を考えなければいけないのだと思います.
参加者
メディアの現実に影響するところとして,第一段階としては,現状のなかに隠れている情報を公開する,第2段階として,よいものを正当に評価されて初めて環境がよくなる,第3段階は逆にメディアが現実の方向をしめすというのがあります.そういう風にメディアは発展していきます.
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